9.11

2001年9月11日、身延は嵐でした。

先代の生前に遂げられなかった事を、代わりに成し遂げるため、七面天山に参拝!

その帰山中に冠水警報が発令され、寸での所で、通行止めから逃れて、無事、坊に戻った。

そして、何気に、今後の台風情報が気になり、スイッチをいれたTVの中で、衝撃的な映像が、何度も何度も繰り返し報道されていました。

あれから、11年?12年になるのかしら!?まあ、ザーッと、それ位の歳月が流れたのですね…。

 

余談ですが、

七面様は、有り得ない沢山の夢や幻のようなものが、飛び込んで来ました。

龍が山門をうねって泳いでいるような雲!?(白かったので…)

キツネと猫に憑かれた人も見ました。(怖ッ)

不可思議なことって有るものなのですね。。。

 

また、強力さん(ごうりき)という職業があることを知りました。

この方は、めっちゃ凄い!吃驚!小生には、絶対無理です!(あっさり)

大変なお仕事かと?(@_@;)

 

まだまだ、人間はちっぽけな存在でしかなく。

自然の中では、他愛もない刹那な寿命しか持ち合わせていないのです。

 

さて…その刹那な寿命で、一体何が出来るのでしょう?

 

人類は、子子孫孫とその培った技術を伝えていった結果が、この世界なのでしょうか…。小生の悪い頭で出てきた結論はそんなところですかね?(^^;

 

では、小生の責務は…?

先代の志を、生き様を門弟たちに伝えること!かと、改めて思うところです。

 

師匠には及ばないので、兎に角、今日も、身の丈で・・・頑張ります。(笑)

 

9.11の大惨事も、世界でたった一人、静かに幕を閉じる、生命の終わりも、魂の重さには、何ら変わりは無いのです。

 

もうすぐ、中村孝先生の命日です。誰も考えていないのでしょうね…。

誠心塾の門下生は、先代の親友の先生として、また、空手界の大先輩として、心には、ずっと記憶しておきますね…。それしか出来なくてごめんなさい。